2018年4月10日火曜日

It's Complicated / Hans Zimmer and Heitor Pereira

気がつくと昼が随分長くなり、春は少しずつ定着してきています。
当たり前ですが、何も努力しなくても春は毎年ちゃんと来るし、春が来るとやっぱりワクワク、ウキウキします。

そして朝から聴きたくなるのがこの曲です。

"It's Complicated"という映画の最初に流れるオープニング・テーマ。この映画のサウンドトラックは全部いいのですが、とりわけこの曲が大好きです。

フラメンコ風なギターとパーカッションの上にピアノ(と一瞬アコーディオン)が入り、そしてストリングス。曇った日も、この曲を聴くと太陽をいっぱいに浴びれます。

さらに映画では、映像の美しい風景とよくマッチしています。というか、青い海と白い波の海岸線、青空、ヤシの木、煉瓦色に波打つ屋根たちとこの曲がお互いをよく引き立てています。しかも屋外でのアニバーサリー・パーティとシャンパン!で話は始まるのです。

DVDを何回も見たからではありますが、今となってはこの音楽の流れる最初のシーンと、雨降りの最後のシーン(ハッピーエンデイング!音楽もステキです)を見るだけでも満足します。

春だからって何かを無理に始めなきゃって感じではなく、先のことは考えず、「今」の気持ち良さだけを吸い込んで、それでいいよねって思います。
春だし。

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2018年1月11日木曜日

"Margot"/ Keith Jarrett

この曲を初めて聴いたときのことはよく覚えています。場所も、聞かせてくれた人のことも。(practice roomの鍵を受け渡しするフロントで、受付の係りの男の子が、黒いCDラジオでBGMとして流していたのです)そう、初めて聴いたその瞬間から強烈に好きになって今に至っています。Keith Jarrettの"Margot"です。

この曲を聴くたびに、いつも同じ「気持ちの風景」のようなものが湧き上がってきます。周期的に見る同じシリーズの夢を見た時の感覚に似ています。この町の、この通りの、この建物の前にまた戻ってきたみたいな。だから、聴くたびに軽いせつなさと懐かしさを感じるのです、また会えたねっていう。


世の中にはいろんなジャンルの曲があり、たくさんの素敵な曲があります。いろんな曲を聴き、演奏し、たずさわり、本当に色々やってきてどの音楽もみんな好きだったけど、でも、今も、きっとこれからも”Jazz”が「私の音楽」なんだろうなあって思います。"Jazz"と言う、この自由な音楽が大好きです!

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2017年10月17日火曜日

"It's A Dance" - Michel Petrucciani

なんだか寒い日が続いています。うちの2匹の猫たちもしっかりと抱き合って寝るようになりました。いつも見ている光景なのですが、見るたびにあまりの仲良しぶりに笑ってしまいます。

さて今回は、寒くなると特に聞きたくなる曲、Michel Petruccianiの"It's A Dance"です。この曲を聴くといつも泣きたい気持ちになります。美しさを感じるっていうのは心の琴線に触れるものに出会うことかもしれません。Michel Petruccianiのピアノに、Guitar, Bass(Eddie Gomez), Drums(Al foster)が絡み合い、この美しい曲を盛り上げます。

この曲でGuitarを弾いているのがJohn Abercrombieです。前からファンだったのですが、Bostonにいるときに、とうとうこの人のLiveを見ることができました。彼の音だとすぐにわかる、独特の音色とフレーズ、クールなのに熱い演奏、どの曲を弾くときもその曲にどっぷり入り込んでいて、とてもとても素敵で感動しました。(今年の8月にNon-physicalの世界に旅立って行ったそうです。寂しいです。天国でもギターばかり弾いてそうです。。。)

"It's A Dance"は"Michel Plays Petrucciani"のアルバムに入っています。ということは、全曲彼Michel Petruccianiの作曲です。 いい曲がたくさんで、よく聴いているアルバムです。
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2017年9月1日金曜日

No Mystery: Chick Corea & Stanley Clark

Louise Hayが亡くなったことを今日の朝、突然知って大変ショックを受けました。(8月30日のことだったそうです。)

"You Can Heal Your Life"をはじめとしたたくさんの著書とAffirmationに私はこれまで大変助けられました。CD, DVDやHay House Radioで聴くあの独特の低い、誰もが静かに力づけられるような声が大好きでした。心も姿も美しく愛にあふれ、そして力強い女性。Videoや DVDでしか見たことがなく、会ったこともないのに、とてもとても悲しい気持ちになりました。

でも、それは悲しみではなく”Loss"というもの、つまり自分の一部だったものが自分の手の届かないどこかに行ってしまった、失ってしまった(Loss)という、むしろFear(恐れ)のようなものだと気づき、気を取り直しました。実際彼女が教えてくれたたくさんのことは私の中で決して失われることはなく、むしろますます輝いてLouise Hayと共にずっと生き続けることでしょう。そう、そしてspiritに終わりはないのですから。

とても感謝しています。忘れません。Thank you Louise!  (そちらでもお元気で。)


話は変わりますが、最近Duoの演奏が好きです。下のvideo、"No Mystery"はChickとStanley Clarkの演奏。前にもGary BurtonとのDuoでの同曲を取り上げましたが、今回はまた違ったアットホームな雰囲気です。Stanley ClarkのBassいい音です。。


No Mystery: Chick Corea & Stanley Clark

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2017年6月1日木曜日

Toots Thielmans / "Bluesette"

素晴らしい曲! 素晴らしいアレンジ! そしてもちろん素晴らしいパフォーマンス!
Toots Thielmansの"Bluesette"のLiveを収録したこのVideoを見ると、いつも笑顔になります。
美しくて、楽しくて、なんだか泣きたいくらいに感動します。

Toots Thielmansの顔も名前も知らない人も、このハーモニカの音色を聴けば必ず「ああ、この音は知っている!」と懐かしささえ感じることでしょう。彼は、自身のアルバムや曲だけでなく、映画音楽や様々なジャンルのアーティストとの共演で、たくさんの人々の心に残る演奏をしました。


聴く人の心までもキラキラ輝かせてくれるようなパフォーマンス。そう、人生ってやっぱり素晴らしいって思えるような。

2:37のあたりで「ファーファファ、bミッレー。bミーミミ、レッドー」のところに来ると、いつも「ラララ」と一緒に歌いたくなります。(というか、歌ってます)バックで彼とユニゾンで弾いている楽器の人たち、最高に楽しいだろうなあ、、なんて思いながら。アレンジ、本当に美しいですね。

下はギターと口笛(もちろん一人で同時に)の1964年のVersion。


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2017年4月14日金曜日

Eliane Elias - "There Will Never Be Another You"

春ってやっぱりいいなあと思います。春は春になるというより、やっぱり向こうから「やって来る」って感じがします。最近やっと町中に春のスイッチがバチバチと入ったようで、この暖かさとまろやかさにホッとします。ワクワクしますね!

最近、Eliane Eliasの"There Will Never Be Another You"がお気に入りでよく聴いています。
ラテンのイントロから、心地いいGuitarと低めのVocalが気持ちいい。そしてFからEbのKeyに変わり、リズムもLatinからSwingに変わってTrumpet Solo (Randy Brecker)とPiano solo (Eliane)。最後のHead (vocal)のところも途中でLatin (bossa)からSwingに変わって盛り上がります。

Eliane Eliasの"There Will Never Be Another You"
 Album "I Thought About You -A Tribute To Chet Baker" より

以前は”Steps Ahead" のメンバーだった頃からの、Pianist(そしてcomposer/arranger)のイメージが強かったし、私は彼女のピアノもセンスも大好きですが、今はVocalもPianoも両方とも彼女のメインって誰もが思うでしょう。

この曲"There Will Never Be Another You"は、アルバム "I Thought About You -A Tribute To Chet Baker" の中の1曲です。前の夫の(余計なことですが。。。)Randy BreckerのTrumpet (special guest)、そしてBassは今のhusbandであるMarc Johnsonで、彼はこのアルバムのプロデュースもしています。(Pat Metheny GroupのBassistのSteve RodbyもCo-Producerのようです)

下はChet BakerのVersionです。(album "Chet Baker Sings"より)素敵ですね!

album "Chet Baker Sings"より
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2017年2月26日日曜日

"My Funny Valentine" Keith Jarrett

春がだんだんと近づいてきました。暖かくなったから、というより少しずつ春の空気、春の匂い、春の気配が感じられる日々です。それだけでなんだかうれしくなります。
そういえば、しばらくKeithを聴いていなかったと思い、聴いてみたのがこの曲です。
Keith、Gary Peacock、Jack DeJohnetteのトリオの”Still Live"からの1曲。
この"My Funny Valentine"は、私にとって一番好きな、特別な"My Funny Valentine"です。
それくらい愛しています。

2:18にテーマに入りますが、その前のKeithの即興の導入部分を始め、テーマもsoloも全てを通して3人で作った美しいStoryのようです。


実は私のもっていたCD”Still Live"は人に貸したところ返してもらえないまま、その人と連絡も取れないで何年か経ってしまい、欲しかったらまた買えばいいやという状況です。iTunesには入っているので特に問題はないです。。。でもちょっと寂しい。かな。

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2017年1月11日水曜日

ヴィーナスを見上げて

今月の初めに、月のすぐ隣に強く輝く美しい星を見つけてから、また星を見ながら歩くようになりました。今日は南の空にその星はあり、相変わらずの存在感です。

その星、「金星」(ヴィーナス)の輝きのようにみずみずしく、若さに満ちて、しかも深い演奏。
NPRのアットホームなコンサート”Tiny Desk Concerts”でのChick CoreaとGary BurtonのDuoがまさにそれです。たくさんのInspirationを与えてもらってワクワクしました。

曲は"Love CastleとCrystal Silence"
(録音の音もとてもきれいです)

「2017年」まだ始まったばかりですが、すでにとても好きな年になりました。いい年になるといいなと思います。
すべての人にとってそうなりますように!
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2016年7月28日木曜日

Blackbird (The Beatles) / Brad Mehldau

“I want to sing like the birds sing, not worrying about who hears or what they think.”   

 -RUMI


今日の朝も「いつもの鳥」が鳴いていました。名前も、姿もわからない鳥ですが、とても気持ちの良い声で歌っているのです。そう、朝の澄み切った軽い空気の中でリバーブさえかかって聞こえる歌。中位より高めですが、高すぎず低すぎずちょうどいい高さのとても気持ちの良い声。節回しというか、そのメロディは仲間に何かを伝えるというより、「今この瞬間の喜び」を無心に何度も何度も繰り返して歌っているように聞こえます。

冒頭のRUMIの引用にあるように、誰が聞いているとかどう思うだろうかなんてことは全く気にせずただ歌っている。それがとても気持ちよく、聴くたびに心が高揚します。
そして思います。

私もそんな風に生きていよう、
ピアノを弾くときも、何をする時も。


                Blackbird (The Beatles) / Brad Mehldau

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2016年7月7日木曜日

Very Early / Bill Evans

(今回は洗足池のブログと同じ内容です)

「今何を弾くのが一番楽しいのかな」と、ある朝目が覚めた時に思いました。思ったというよりか、宇宙に問いかけた感じだったのかもしれません。
暑い朝で、多分その前の日も暑く、なんだかボーッとしていました。

それきりそのことは忘れていたのですが、夕方に帰り道でふと"EARLY"という文字を見つけてびっくり!(しかもここは日本の住宅街!) いつも通る道ではないのですが、何度か歩いたことのある住宅街の中にあるお家の表札です。以前通った時には全く気がつかず、今初めて目にした黒い文字。不思議な、でもなんだか幸せな気持ちになりました。

そう、「何を弾くのが一番楽しいのかな」という私の問いの答えが、"EARLY"さんの表札、つまりBill Evansの"Very Early"という曲だったのです。
 
宇宙は時々こんな風に答えをくれるよね、とうれしくなって歩きながら思わず微笑んでいました。
記念というか、、、マグネットボードに文字を並べてみました

さてこちらは作曲したBill Evansが自身で演奏しているVideoです。

後ろでお兄さんが聴いているところを見ると、"Universal Mind"のvideoの一部のようです。
音が少し聞きづらいですが、気品があり素敵な演奏です。自分の曲を自分で演奏するってやっぱりいいですね。
(私はChickがこの曲を弾いているのも大好きです。もちろん、自分で弾くのもとても楽しいです。)

この曲はレッスンでもよくやっています。皆さん自分の解釈で自分の表現で楽しんで弾いてくれるといいなと思っています。
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2016年4月15日金曜日

Waltz for Debbyと一緒に

Bill EvansのWaltz for Debbyは多くの人に愛されている曲です。
Bill EvansのTrioでのliveのVideoがありました。(Jazz 625というイギリスBBCの番組ですね。)

Personnel:
Bill Evans - p
Chuck Israels - b
Larry Bunker - d
初期のBill Evansの演奏とBillの姿を見ることができるってうれしいことです。1965年と古いですが映像も音もきれいで若々しい感じです。

この曲はおそらくどんな人が聴いても直ちに大好きになれる曲でしょう。私にとっては振り返るといつもそこにいて微笑んでいてくれるような曲。

弾きながら思うことはアレンジや弾き方とかではなく、ただWaltz for Debbyを弾いている、それだけで十分なんじゃないかなってこと。幸せな気分になれます!

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