2015年12月6日日曜日

Don't Know Why/ Norah Jones

前からやりたかったことをとうとうレッスンで決行! ピアノのレッスンのために来ている生徒さん達に弾き語りをかじってもらっています。

コードを覚えてもらうのに最適なのと、好きな曲なのとでNorah Jonesの”Don't Know Why”を(ピアノのみで)よくやっていたのですが、最近は歌詞カードもお渡しして一緒にNorahの歌を聴き取って(歌のコピーです)歌ったり、ピアノで伴奏をつけたりすることもしています。単語ごとに少しずつ区切って、弾き語りにして8小節くらいで終わることもあります。
Popの曲のメロディは譜面に固執して弾くより、耳で覚えているように、歌うように弾く方が楽しいし自然です。ジャズのスタンダードの曲はだんだんと自分の弾きたいように弾いていきますが、PopやRockの曲はVocalの人が歌った通りにまねして演奏するのがたのしかったりします。可能ならNorahのピアノのfillもコピーして弾いてみると楽しさ倍増です。
歌い回し(リズム)や音の上げ下げなど、ピアノの聴き取りより手間がかかる場合もありますがいろいろな意味で得るものは大きいです。歌はピアノの演奏に表現の深さを与えてくれます。
ピアノで素敵なイントロを作って弾くととさらに楽しいですね!

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2015年11月5日木曜日

My Funny Valentine/ Dave Grusin

Dave Grusinも大好きなアーティスト、ピアニスト/アレンジャーです。(前にふれたGRPのBig Bandでは、プロデューサーでもありましたが。)この人の作り出す音、世界が大大大好きです!

今回は"The Fabulous Baker Boys"という映画の中でMichelle Pfeifferが歌っている"My Funny Valentine"のVideoです。(アレンジ、ピアノともにDave Grusinです!)
最初から最後まで無駄がなく、それでいて意表をつく展開。いつ聴いても美しくFreshで、古くさくなく、浅くもない、かっこいい素敵なアレンジです。
私の中でのMy Funny ValentineのBest Versionです!

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2015年10月16日金曜日

自分自身を頼りにして/Fred Hersch "In Walked Bud"

Fred Herschは尊敬するアーティストの一人です。
ある日、バークリーのピアノ練習室に入ってきた友達に「音のつなぎ方がとてもきれいだから聴いてごらん」と言われ、聴いてみたのが最初の出会いです。

彼について、このように言い表した人々がいます:
私の世代のピアニスト達はレコードやスコアやそういった人工的な世界から音楽について学んできた。そういったやり方は自然な消化吸収と言えるものではない。
Fredはすべてのジャズの伝統を可能な限り最も深いやり方で吸収した。がこのことは彼にとってはスタート地点に過ぎない。たくさんの他のピアニスト達にとっては、おそらく到達点であろうけど。 (Ethan Iverson)

●自分自身の表現で演奏することを極めたマスター (Ben Ratliff, The New York Times)

●たくさんのことを上手にでき、かつ、決して「誰かほかの人のように弾こう」などと試みない希少なミュージシャンのひとり(Seth Abramson)

自分の中からわき上がるものを絶対的に信頼するって、一番簡単なことなのにどこか勇気がいること。でも「感動」というものは、その場所からしかやってこないと思うのです。だからこそ、やる価値のあることなのかもしれません。

Fred Hersch "In Walked Bud"(Thelonious Monk作曲)

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2015年9月21日月曜日

Chick Corea -"Bud Powell"

洗足池のブログでChick Coreaの"Bud Powell"について書いたので、そのつながりでこちらにも載せてみます。Chickの作る曲はどの曲も可愛いな、と思います。日本語のカワイイっていろんな意味がこめられますが、この場合は「愛すべき」とか「愛に満ちた」って感じかもしれません。Chickの演奏を聴くと、いつもとてもリフレッシュして、疲れが消滅してしまいます。

"Bud Powell"はChickがBud Powellに捧げた曲です。下のVideoはGary BurtonとのおなじみのDuoです。Gary Burtonのスティックさばきをみているといつも驚愕、感嘆です。(練習に練習を重ねたからですよね)

Headが終わるころ(1:41のところ)、ChickがGary Burtonを見ているとGary Burtonもすぐに気づいて(というか、そういう頃合いではあるけれど)「今日はChickのSoloから行こう」みたいになって、Chickがうなずいてソロを始めます。このうなずきと目と目の感じがなんかとっても優しくてほのぼのとして感動!(なぜか涙がうるうる) そう、長い付き合いなのです。やっぱり愛というか友情が…。

下のvideoは1979年の2人のライブ、in 東京です。
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2015年8月20日木曜日

My Favorite Things

暑さが続きましたが、やっと少し涼しくなりました。今年の夏は少々除湿が続いてもお肌がぱさぱさになったりしない…ということは湿気がすごいのでしょう。

少し前にレッスンの初見練習で"My Favorite Things"をやってみましたが、よく知られている曲なので皆さん楽しそうに弾いていました。同じ曲でも弾く人によって違ったテイストが感じられ、聴いているのが楽しかったです。

こちらはDuoで、Joey Alexander君の演奏、かっこよくてびっくりです。Larry GrenadierのBassは気持ちいい音、素敵です。
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2015年5月2日土曜日

Manteca / GRP All-Star Band

GRP All-Star BandのCDは、聴く度に毎回新しい感動があります。

今回、他の曲を取り上げようと思っていましたが、またしても"Manteca"に興味が行ってしまいます。(他のブログでもとりあげたことがありました。)
このYou TubeのVideoにはCDには収録されていない部分が入っていて、
たとえば49:55くらいから見ると、GRPレーベルを作ったLarry RosenとDave Grusinの解説から入って"Manteca"が聴けます。

とにかく楽しい曲、すばらしいアレンジ、そしてすばらしい演奏!
夏までもう少しありますが、Trumpetのソロ合戦(Randy Brecker, Arturo Sandoval)といい、Percussionの人たちの活躍といい、Dave WecklのDrum Soloといい、
Kenny Kirklandのピアノソロといい、Endingの4thのピラミッドといい、すべてが熱くてかっこいいです。
時間のある方はぜひ、"Manteca"だけでなく、Videoの最初からご覧ください。このアルバムは本当にお得で満足この上ないアルバムです。

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2015年3月14日土曜日

All The Things You Are / Pat Metheny Group

Pat Methenyも好きですが、どちらかというとPat Metheny GroupそしてLyle Maysが大好きです。
こんなに古い貴重なライブのVideoがあるのですね。
All the Things You Areは誰でも知っている曲ですが、難易度の高い曲です。でもこのVideoで聴くととても楽しいと思いませんか?

何度聴いても飽きません。。。

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2015年2月14日土曜日

Ladies in Mercedes

Carla Bleyには会ったこともないし、目の前で演奏を聴く機会もこれまでありませんでした。でもこの人のことがとても好きです。

Neale Donald Walschの著書 "Conversation with God"でこんなことが書かれています。
「他人にどう思われるかを心配している限り、あなたは他人のものだ。外からの承認を求める必要がなくなった時、はじめて、あなたはあなた自身のものになる」(吉田利子訳)
この人の演奏を聴くとCarla BleyはCarla Bley自身のものになっているんだろうなあと思うのです。

”Ladies in MercedesはSteve Swallow”の作った素敵な曲です。CarlaのIntroからテーマに入りSteveのBassが入ってくる。初めて聴いた時にすっかり魅了されました。
この曲を弾くときはIntroとHeadを弾くだけですっかりウキウキ満足です!

Ladies in Mercedes
   written by Steve Swallow

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